森とイエ

2013年6月「種まき」

「それ!いまだ!!」

 

と、気合いをいれられ

事務服から野良着に着替えさせられ、

平日の昼間から、ふたりで20X0年人類滅亡の荒野の続き・・・

 

なぜ、いま!なのか・・・?

 

それは、風が吹いてないから。

 

なぜ、風がないからいいのか?

 

それは、タネが飛ばないから。

 

と、言われても、まだ理解できずに

荒野の親方の指示どおり、サラダ(ミニ耕運機)で起こした畝を

レーキでならしつつ、ひっかかってきた石をごろごろと取り除く。

 

じょじょに気温上がり、次々と襲ってくるエイリアンのような

石ころにイラッときながらも、開拓者たちはこうして地道に

樹海やら荒れ地を緑の大地にしていったのだ、と

自分に言い聞かせる・・・

 

だんだん、無言になる。

 

すると、だあさん、

 

「楽しいね~♪」

 

ニカッ(-^□^-)と笑う。

 

・・・・たのしくねーし・・・と思いつつも、

 

また「楽しいね~」と言いながら種まき機械しょってる

だあさんみてたら、ぷっと吹いてしまった( ´艸`)

 

そして、背中にしょった種まき機から飛び出していくタネを見ながら、

 

「タネ、かわいいね~♪」

 

と、うれしそう。

 

みると、掃除機の逆バージョンで送風機から風とともに去りぬタネ。

 

ほう、なるほど、これは風の強いときは隣の芝生に飛んでしまうわね。。。

 

だあさんの笑顔で癒されながら、少しは元気でるも、

せっせとレーキしてるとこに、

振動ローラに乗り換えただあさんに攻められると、

いよいよ疲れ果て・・・(x_x;)

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よく、いろんな機械使いこなすもんだと感心。

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ここまで、だあさんひとりでやってきたんだよなあと思い出し、

役割果たしてない自分を反省しつつ、

日も暮れると、心を入れ替え、ふたりで一気に荒野克服。

 

家の際ぎりぎりまでローラかけるのみてたら、いつ窓を突き破って

リビングに入っていくかと、ハラハラ・・・

私ならきっとブレーキと方向転換失敗して、家に入って行ったでしょうね。。。

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うーーーーーっ、腕肩腰にバンテリン・・・・ください・・・

よろよろです・・・

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でも、家のまわり一周、緑化計画の第一歩なんとか終了。

水もまいてね。

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夕方、通りかかったほんとの親方に、

よくここまで自分でやったなーと半分あきれられつつも、ほめられ

まんざらでもない様子のだあさん。

 

おかげでサーファーのように色グロになっただあさん、夏男です。

ラッキーなことに、翌日気持ちの良い雨が降り。

グッバイ荒野と心の中でつぶやく・・・(S)

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