森とイエ

2012年12月「家祓」

12月11日に、新居の神棚に神様のお札を祀って

神主さんに、お家ができた報告と家祓いをしてもらいました。

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親戚の建具職人さんからいただいた神棚の箱をもとに、

それに納まる神棚を施主が毎夜ネットで検索。

やっと寸法も姿形も気に入るものをみつけました。

 

地鎮祭、上棟式、家祓いまでする人は

最近めずらしくなったそうです。

なので、神主さん、

 

「久々に、土地のお祓いから新築のお宅に神棚を祀って、

家のお祓いまでの流れをさせていただきました。」

 

と。

 

ま、これは個々それぞれ気持ちの問題ですからね。。。

だんだんと減ってきたのは、時代の流れでしょう。

今は、地鎮祭だけ済ます人が多いみたいです。

 

そう思うと、やっぱり昔の人は仏様も神様にでも

信心深かったんですよね。。。

 

うちの実家には、小さいときから神棚があって、

節目には必ず手をあわせていたのでなんとなく神棚がないと

落ち着かない気持ちにもなる・・・

 

毎年、神社には初詣にも行くし・・・

どんど焼きも行くし・・・

七五三や厄払いもしたし・・・

 

実家にいるまでは、大晦日には、父がきれいにした神棚に、

全員順番にお風呂に入ってから(この時間配分がなかなかむずかしい)

神棚に手をあわせ、今年のお礼と来年の祈願をし、

父の訓示を聞いてから、年越しのごちそうをいただくという、

恒例行事があったんですよね・・・

 

今思えば、なんでお風呂なんだろう~(^_^;)

お清めの意味かしら・・・バスソルトなんて入れたらもっと清らかな感じ。。

 

さて、我が家のお祓いをしてもらったあとは、

神主さんが玄関から始まって、各部屋ごとにお祓いをしてくれました。

神主さんに続いて、施主がを左右左と、三回づつ部屋ごとに

紙吹雪を舞い散らせていきます。

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上棟式でもやっていましたね。

切麻散米(きりぬささんまい)です。

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上棟式なら、まだ土の上だったから特に気にもならなかったけど

出来上がった住宅にまかれた紙吹雪のその後は、いったい・・・・

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神主さんに聞くと、ほうきで外に掃きだしていいそうです。

もしくは集めて、お塩で清めて、薪ストーブで焚いてもいいそうです。

 

あー、よかった。

聞かなかったら、掃除機でブウォーンと吸い込むとこでした(^_^;)

 

翌日、箒とチリトリ持って、外にまきました。

これでやっとお施主様も安心して、一国一城の主として

落ち着けることでしょう。。。。(S)

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